eBayでの国際郵便発送におけるリスクが高い国:南米・メキシコ・島国など

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eBayでの国際郵便発送リスクが高い国について


eBayでの国際郵便発送におけるリスクが高い国:南米・メキシコ・島国など

eBayを使った海外発送に興味がある方に向けて、特にリスクが高いとされる国や地域、
そして発送トラブルを避けるためのポイントを解説します。
いまだに続くコロナ禍の影響で配送できない国があったり、
関税や未着リスクの高い地域があったりするのが現状です。
この記事では、南米やメキシコ、一部島国へ発送する際に注意すべき点を中心に、
リスクを軽減しつつ安全に取引を進めるコツを紹介します。


目次


1. はじめに

1-1. 国際郵便発送の魅力と注意点

eBayは世界中のバイヤーに向けて商品を販売できるプラットフォームとして、近年ますます注目されています。
日本国内だけではリーチできない国や地域のニーズを取り込める点が大きな魅力です。
特に日本の製品は品質が高いと評価されることが多く、
「日本からしか手に入らないアイテム」を探している海外バイヤーも少なくありません。

しかし一方で、海外への発送は国内発送よりも手間やリスクが増すことも否定できません。
言語や文化の違い、関税・通関手続き、配送業者や各国の郵便事情による影響など、
さまざまな要因がスムーズな取引を阻む可能性があります。
コロナ禍の影響で国際物流が不安定になったこともあり、さらに注意が必要です。

1-2. 国際郵便発送のリスクの種類

国際郵便で商品を発送する際には、代表的に以下のようなリスクが存在します。

  • 未着・紛失リスク:郵便事情の悪い地域では、配達中に荷物が行方不明になるケースがあります。
  • 関税・輸入税トラブル:高い関税を嫌って受取を拒否されると、返送コストや商品紛失のリスクが伴います。
  • 配送遅延・発送停止:コロナ禍や政治情勢などにより、予定よりも大幅に遅れたり、発送そのものができなかったりすることがあります。
  • 住所不備・ルールの違い:海外の住所表記は日本と大きく異なるため、宛先ミスで荷物が返送される可能性があります。

2. 国ごとにみるリスク

2-1. 南米諸国

南米にはブラジルやアルゼンチン、チリ、コロンビアなど多数の国があり、
それぞれ消費者市場としてのポテンシャルは非常に大きいです。
しかし、郵便インフラが十分に整備されていない地域が多いため、
追跡番号付きの配送であってもステータスが途中で更新されなくなるなどのトラブルが頻発します。

また、南米諸国の多くは輸入関税が高額であることが知られています。
バイヤーが思っていた以上の関税を請求され、受取を拒否するケースも少なくありません。
返送には長期間とコストがかかり、さらに返送中に紛失や破損が起きるリスクまで発生します。

コロナ禍の影響が依然残る地域もあり、
EMSや一部の国際郵便サービスが未対応だったり、大幅な遅延が生じたりすることもあるため、
発送前に最新情報を確認することが欠かせません。

2-2. メキシコ

メキシコは北米の一角として市場規模が大きく、eBayでも一定の需要が見込める国です。
ただし、地方や郊外の郵便サービスが安定していないエリアも多く、
追跡番号が付いていても情報が更新されないまま行方不明になるケースが報告されています。

また、メキシコの関税体系は複雑であり、商品カテゴリによって税率が大きく異なります。
受取人が高額な関税を拒否して受取を放棄すると、
出品者にとっては返品送料だけでなく、最悪の場合商品が戻ってこないリスクもあります。

住所表記の違いにも注意が必要です。
日本のような丁目・番地表記が存在しないこともあるため、
建物名や部屋番号の書き方を誤ると配達員が配達できずに持ち帰ってしまうことがあります。

2-3. その他の島国や配送が制限されている国

小さな島国(例:カリブ海の島々、アフリカ沖の島国など)は、
そもそもの国際郵便ルートが限られており、さらにコロナ禍の影響が長引いている場合があります。
航空便が減便されている、もしくは政府によるコロナ対策で荷物の受け取りを停止している国も存在するため、
事前確認が非常に重要です。

こうした国々への発送は、利用できる発送方法が非常に限られることも多いです。
そもそも発送が不可能であったり、船便だけの対応となり大幅に到着が遅れたりする可能性もあるため、
バイヤーとのコミュニケーションを密に取り、理解を得ることが不可欠です。


3. 発送時の注意点と対策

3-1. 追跡サービスを必ず利用する

リスクが高い国へは、追跡なしの発送は極力避けましょう。
追跡番号がない場合、バイヤーが「商品が届いていない」と言えば、
出品者は配送状況を証明できずに返金対応を迫られるリスクが非常に高いです。
EMS、ePacket、国際小包(追跡あり)、DHL、FedExなどの追跡サービスを利用して、
できる限り荷物がどこにあるかを可視化する仕組みを整えておくことが大切です。

3-2. 配送ポリシー・商品説明欄への明記

「関税はバイヤー負担」という国際取引の基本ルールを
商品説明欄やストアの配送ポリシーに明記しておきましょう。
バイヤーが関税負担を理解せずに購入するとトラブルの元になります。

また、南米やメキシコ、島国などへの配送は遅延や最悪の場合発送不可となる可能性があることを
事前にアナウンスしておくことも重要です。バイヤーに納得してもらえれば、
到着が遅れても即座に悪い評価を付けられるリスクが下がります。

3-3. 住所確認を徹底する

海外バイヤーの中には、住所を英語以外の言語で入力したり、
マンション名や番地を省略したりする人もいます。
発送前に住所の細かい部分を確認し、場合によってはGoogleマップのスクリーンショットを共有してもらう、
あるいはローマ字表記をお願いするなどの方法で、確実に配達できる住所を確保しましょう。

3-4. 高価な商品には保険や他の配送手段を検討する

高額商品やブランド品、壊れやすい商品を海外に送る場合は、
国際郵便の保険を付けたり、民間宅配業者(DHL、UPS、FedExなど)を使ったりして、
トラブル時の補償を確保しておくのも一つの手です。
配送コストは上がりますが、大きな損失を被るリスクと比較すれば安心感が得られます。

3-5. リスクが高い国への発送を制限する

eBayの設定では、対象外にする国・地域を指定することができます。
どうしてもトラブルのリスクが高いと感じる場合や、取引経験が少ないうちは、
南米やメキシコ、特定の島国などを「配送不可」に設定しておくのも一つの戦略です。
慣れてきてから徐々に対象国を増やしていく方が、余計なクレーム対応を避けられるでしょう。


4. まとめ

4-1. リスクを管理しつつ世界市場へチャレンジ

eBayでの海外販売は、国内市場だけでは出会えない多くのバイヤーと取引できる可能性を秘めています。
一方で、南米やメキシコ、島国などへの発送は、未着・盗難、関税、コロナ禍による遅延など、
国内取引にはない独特のリスクが存在するのも事実です。

それらのリスクを抑えるためには、追跡サービスの利用や住所の念入りな確認、
バイヤーへの注意喚起や保険加入など、いくつもの対策を講じる必要があります。
どうしても不安が残る場合は、一時的に対象地域を制限し、
取引経験を積んだ後に範囲を広げるという段階的アプローチがおすすめです。

海外取引は難しそうに感じるかもしれませんが、
正しい知識と丁寧なコミュニケーションを心がければ、十分に乗り越えられます。
世界中に商品を届けたいと考えているなら、今回紹介したポイントを参考に
リスクを管理しながらeBayでのグローバルチャレンジを楽しんでみてください。

今後も世界情勢やコロナ禍による物流事情は変化し続けます。
公式情報や各種運送会社のアナウンスを随時チェックし、
最新の状況に合わせて発送方法や対応方針を柔軟にアップデートしていきましょう。


※本記事は執筆時点の情報をもとにしております。実際の取引の際は、日本郵便・民間宅配業者・各国の郵便局等が発信する最新情報を必ずご確認ください。


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